「恋に狂い咲き」ついに刊行されました。
書籍になるのはどれも同じほど嬉しいものですけど、
「恋に狂い咲き」は「シンデレラになれなくて」や「ナチュラルキス」よりも前に書いたお話。
もう書籍化は、ないかなと思っていました。
なので、書籍化のお話をいただいて、とても嬉しかった!
長いこと連載を続けていたけれど、途中、ほぼ連載がストップしてしまったりで。
連載を停滞させたくはないのに、いくら考えてもひらめかない。
セツさんの気持ちがわからなかったのと、セツさんのバックヤードが見えてこない、
そして真澄さんも見えてこない。
ようやく書き出せたときは、もう「ヤッター――!」という気持ちでした。
セツさんの気持ちが見えてきて、
そうしたらそれまで見えなかったほかのものもだんだん見えてきて……
やはり、わたしに足りないものがあるうちは、
見えてこないのかもなんて思ったりします。
もちろん、いまのわたしなりの精一杯ですけどね。
それ以上でも、それ以下でもない。
そんなこんなでしたが、
完結まで無事進められ、本当に嬉しかったです。
そして、真子と和磨の出会いから結ばれるまでを描いた一冊。
こうして書籍として完成して、感無量です。
かなり改稿しているので、
サイト掲載のもの(6話までですが)と、書籍とを見比べて、
その違いなども楽しんでもらえたらと思っています。
TOPにも書きましたが、fuu初のロゼ作品となっています。
ロゼって、いまよりもうちょっとだけキワドイ表現にすればいいんだろう
と、勝手な解釈をし、(笑)
担当さんに「どうしますか?」と聞かれて、
「そ、それじゃあ、ロゼで」、と答えたわけですが……
侮ってました。笑
いやー、ロゼって……意外に意外で、意外だったぞ!!!
そんなわけで、担当さんに助けられ、なんとか形に。
いやー、参った、参った。(^_^;)
それでも、真子の気持ちに、そして和磨の気持ちになって描きました。
甘酸っぱくて、切なくて、嬉しくて、いっぱいいっぱいのふたりを楽しんでいただけたら、とても嬉しいです♪
今回、書籍に盛り込んであるのは、
真子本編、和磨本編、そして続編の6話くらいまでです。
真子と和磨、それぞれの視点で、交互に進んでいます。
表紙は鞠之助さんです。
真子と和磨のイメージそのものです。
特に和磨。強引で自由人、野性で生きてる彼をそのまま表現してくださってるなと。笑
鞠之助さん、素敵なイラストをありがとうございました。
エタニティブックスサイトでも、新刊情報をアップしてくださっています。
「恋に狂い咲き」の番外編ssも、掲載してくださっています。
こちらは真子視点です。
「昼下がりはネットでショッピング」
和磨が相変わらずの暴走です。
お楽しみにいただけたら嬉しいです♪
あと、サイトのほうでも、刊行記念として、和磨視点の番外編を掲載予定です。
これから準備しますね。こちらもお楽しみに♪
「恋に狂い咲き」こうして書籍として刊行できましたのは、
ひとえに応援してくださる皆様のおかげです。
本当にありがとうございました!
心からの感謝を込めて……
fuu(2014/7/24) |